クソババア・スーサイズ/ペニ手芸部 | 増田 ぴろよ
作品概要
「クソババア・スーサイズ」
私は女系家族の四人姉妹の三女に生まれた。
男は父ただ1人。
家庭の災いはいつも男が原因だった。
私の家系には25年に1度、クソババアと悲劇のヒロインが対になって出現する。その血は私にも受け継がれている。
私たちは隙あれば傷付き、男を怨んでいる。
2011年、クソババアと悲劇のヒロインと四人姉妹に事件が起きた。
また災いの原因は男だった。
連鎖するクソババアと悲劇のヒロインの血筋…
四人姉妹は連鎖を断ち切るために立ち上がった。
「ペニ手芸部」
理想の男性器を作るアート&クラフト部「ペニ手芸部」
男性嫌悪と手芸への苦手意識を克服するために2011年に発足。
ウェブマガジンVOBOにて不定期連載中。
雑誌「月刊うぶモード」「ニャン通倶楽部ライブウィンドウズ」にて連載中。
母と娘・女の業・男性破壊願望が私のエロスの源になっている。
"KUSOBBA Suicides/PeniSHUGEIBU" © PiroyoMasuda
この作品への投票理由やコメントなど
・第三回にして初めて手芸品が出品された。しかし手芸という言葉から連想するチマチマした手作業を逸脱して、エロテキスタイルをデザインし、エロ弁当を制作し、海岸においてはエロい砂のお城を制作する並々ならぬリビドーに圧倒される。しかもそれらの手芸品は可愛らしく、お弁当はおいしそうである。陰毛の伸びた縦笛は、実際にピロピロ動くのであろうか。見てみたい。増田氏の根底にあるテーマ「女系家族の呪い」は個人的に私も悩まされているので、いつかこのテーマで対談させていただきたいと切望している。(神田つばき)